大変お待たせしておりました、24日(土)からの個展、
[カナモノRoom 坂野友紀 展]のHP詳細ページ、
本日お昼過ぎにUP致しました。
坂野さんの工房を訪ねた様子もそちらでご覧いただけます。
H.works HP
そして、掲載していただいた本のご紹介。
[暮らし上手の調理道具] (枻出版)
[調理道具]をテーマに、お料理家の方々などが
実際に使われている道具の数々が見られる本です。
参考になると思います。
当店は、[愛着道具が買える店]というページに
ご紹介いただき、店主の愛着道具のワンカットもチラっと
載せていただきました。
当店は道具と言っても、器が主になる店なので、
正直[調理]が付く物はあまり多くはないんですが、
本のワンカット以外で、愛着調理道具(お付き合いのある
作り手の物)が他にもあったので、ここで一部ご紹介します。
間もなく個展のある坂野友紀さんのお品。
主に展覧会の時を中心に展開しているお品物になります。

左から、水餃子をすくう時などにいい穴あき杓子。極小の匙は
薬味用にし、一味をすくったり、小さなヘラは、バゲットのフレンチ
トーストをひっくり返す時に出番ありで(サーバーにも)、
梅酒をすくうみつ杓子に、バター以外の塗りものにもう使うナイフ。
ここまではアルミの物。洋白のサーバー2本は鍋の中の料理を
混ぜるのにも、よそうのにも、器から取りわけるのにも。
右端の真鍮ヘラは、ゼリー状菓子(羊羹など)や焼き菓子などをすくう
のに役立ち、おしゃれなサーバーになっています。
この中で、今度の個展でご用意いただけるお品もあれば、
デザイン違い、素材違いとなって登場する物もあるようです。
(みつ杓子の出品が無いのははっきりしております)
あと、調理道具では、以前ご用意いただいた物より、
一回り大きくなるお鍋類も作って下さっているようです。
お知らせはここまでにし、あとは本番までのお楽しみという事に・・・
そしてこちらは、石田誠さんの南蛮焼き締めで、片口型のすり鉢。
胡麻をすったところに調味料、インゲンなど具材を加えて
胡麻和えに。そのすり鉢ごとテーブルに出せるのがいいんです。
(店主の私物になるため、今在庫はないんですが)

こういう物1つで、調理をする心持はちがい、楽しくなります。
だからまた愛着が生まれ、大切に使いたい気持ちにもなります。
来月に個展をしていただく、木工の萩原英二さんには、
調理道具と言えるお品物が多いので、
またそれは今後にご紹介できればと思います。