先日、銀座に行ってきました(すごい久しぶり)。
目的は松屋でやっていた、[銀座・手仕事直売所]という催し物と、
[銀座目利き百貨街]という展覧会。
[手仕事直売所]は、屋内クラフトフェアと言った感じで、全国各地で
作られている暮らしの道具が見られる(買える)催し。出店は個人の
方だったり、窯元だったり、商店だったりで、一カ所で色々なものが
見られるのはありがたい事でした。当店でお付き合いのある、竹細工
の久保一幸さんが出てらして、ご案内をいただいたのでした。久保さん
は、昔お米を入れて使われていたという蓋付きの籠や、1mはありそう
な竹皿(テーブルにされている方もいるとか)など、珍しいものもいくつ
か並べてらして、いつかお店でもご紹介したいと思って帰ってきました。
そして違うブースにいた時の話、自分のブースを休憩で離れると、
久保さんが私に一声かけて、会場を出て行かれました。その後、その
見ていたブースのご主人が、「あの人の作るものはいいよ。そこらへん
のものとは違うから」とこっそり言う様に話しかけてきて下さいました。
私は付き合いのある店の者だとは言えませんでした。久保さんのもの
も使っていらっしゃると言っていたその方は、ある道具でとても有名な
老舗の方です。なにかとても嬉しかったです。
そしてもう1つの[銀座目利き百貨街]の方は、建築家やデザイナー、
造形家・・・ 49名の目利きによる品々の展示、販売をするというもの。
そうそうたるメンバーと言っていい方々。ちょっと想像していた展示とは
違いましたが、それはそれで面白かったです。思いもしないところから
ボールを放られた様なものもあり、はっとする部分も。物の好みはまた
別だったりもしますが。